南1病棟

当病棟は、認知症治療病棟として平成26年9月に開設しました。認知症に伴う物忘れ、徘徊、夜間不眠、不穏など、BPSD・行動障害・心理症状により自宅や施設での生活が困難な患者様が入院されています。認知症の症状が落ち着き、患者様・ご家族の希望される自宅や施設への退院に向けて、医師・看護師・看護補助の他、作業療法士や精神保健福祉士など多職種で関わり、それぞれの専門性を生かしたチーム医療を行っています。入院中は薬物療法だけでなく、患者様の認知機能が維持向上できるよう、日々の作業療法および季節の行事を取り入れたレクリエーションを毎月行い、地域のボランティアの協力を得てギターの演奏会を開催し患者様に楽しんでいただいています。

スタッフはみな優しく、コミュニケーションを通じて患者様との信頼関係を築き、環境調整を行い、療養生活を安心して過ごしていただけるようこころがけています。また、認知症専門の病棟スタッフとして、学習会の開催や院外への研修にも積極的に参加し、個々のスキルアップにも取り組んでいます。 今後も認知症患者様を支え、その人らしく過ごせる地域医療を目指して看護サービスとケアに努めていきます。

南2病棟

当病棟は平成30年8月に、スーパー救急病棟(精神科救急入院料病棟)の認可を取得し、新たにスタートを切りました。

急性期症状の鎮静を最優先に心身の安静に努め、患者様の症状や状態を理解把握し、3か月以内の退院を目指し、病状にあった様々な治療(薬物療法、精神療法、作業療法、日常生活技能訓練など)を行っています。スタッフは看護師19名、准看護師3名、看護助手1名の23名で思いやりと心遣いのあるあたたかい看護をモットーに日々看護にあたっています。又、医師をはじめ多職種スタッフや地域スタッフとも協働し、早期に地域での生活や社会復帰ができるようカンファレンスや退院前訪問、患者・家族教育にも力を注いでいます。病棟は病床の半数以上が個室でプライベートにも配慮した病棟構造となっています。ホールには大きな窓があり閉鎖環境でありながら開放感が感じられる造りとなっており、季節に合わせたレクリエーション活動やカラオケなどを行うことで治療中の患者様の気分転換や憩いの場となっています。今後もより一層質の高い急性期看護が提供できるようスタッフ一丸となって取り組んでいきたいと思います。

北1病棟

 当病棟は、病床数60床の男女混合療養型の閉鎖病棟です。看護方式はチームナーシングを実施しています。急性症状の段階的治療により安定した患者様や長期入院による治療、療養が必要な方々が入院されている病棟です。

北2病棟

 当病棟は、男女混合開放病棟で患者様の年齢も40代から90代と幅が広く、5年以上の長期入院になられている方も見えます。症状は比較的落ち着いている患者様が多いため、社会復帰病棟として機能していけるように患者様の自立を目指しリハビリ活動を支援しています。
 病棟では、現在「退院意識プログラム」という院内多職種の医療スタッフと連携し患者様の退院意識に結び付けていけるような活動を行っています。数名の患者様で集まり落ち着いた雰囲気の中、茶話会形式で社会資源の情報提供や、デイケアの活動体験、デイケア通所者の自立体験のお話を聞ける時間を提供しています。さらに調理体験や、グループホーム・作業所の見学、金銭面のシミュレーション等を行いより現実的な体験を重ねることで社会復帰に向けた準備が出来るよう支援しています。
 また患者様の社会復帰に向けて外出、外泊などを多く取り入れていくため、内服薬自己管理のほか、金銭自己管理、生活技能の習得のためのSSTを行うなど、患者様の自立心を養い自信を持って頂けるような援助を行っています。それぞれの患者様の声に耳を傾け、その人が望む、その人らしい生活を送る為に看護者はどのようなサポートが出来るのかを事例検討会などを通して日々考えながら看護を行っています。