南1病棟
当病棟は、認知症治療病棟として平成26年9月に開設しました。認知症に伴う物忘れ、徘徊、夜間不眠、不穏など、BPSD・行動障害・心理症状により自宅や施設での生活が困難な患者様が入院されています。認知症の症状が落ち着き、患者様・ご家族の希望される自宅や施設への退院に向けて、医師・看護師・看護補助の他、作業療法士や精神保健福祉士など多職種で関わり、それぞれの専門性を生かしたチーム医療を行っています。入院中は薬物療法だけでなく、患者様の認知機能が維持向上できるよう、日々の作業療法および季節の行事を取り入れたレクリエーションを毎月行い、地域のボランティアの協力を得てギターの演奏会を開催し患者様に楽しんでいただいています。
スタッフはみな優しく、コミュニケーションを通じて患者様との信頼関係を築き、環境調整を行い、療養生活を安心して過ごしていただけるようこころがけています。また、認知症専門の病棟スタッフとして、学習会の開催や院外への研修にも積極的に参加し、個々のスキルアップにも取り組んでいます。 今後も認知症患者様を支え、その人らしく過ごせる地域医療を目指して看護サービスとケアに努めていきます。